広島・佐々岡監督 森下7回降板に「安仁屋さんは完封させえと言っとったかもしれんけど」

 2回、高橋周(右)を一ゴロに打ち取った森下(撮影・立川洋一郎)
 2回、左前打を放ち塁上で笑顔を見せる森下(撮影・立川洋一郎)
 6回、代打・溝脇を併殺打に打ち取ってベンチへ引き揚げる森下(撮影・立川洋一郎)
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 「広島10-1中日」(21日、マツダスタジアム)

 広島は初回に菊池涼の適時打など3点を先取すると二回には西川の5号3ラン、磯村の1号2ランで5点を追加。

 投げては森下が三回から4イニング連続で先頭打者を出すも3併殺など打たせてとる投球で7回無失点、4勝目を挙げた。

 佐々岡真司監督は「昨日に続き先頭の野間からね、いいつながりで先取点。二回は効果的なホームランでね、いい流れで攻撃できたと思いますね」と攻撃陣を褒めた。

 2試合連続2桁得点の起点となったのは4安打の1番・野間。

「やっぱり野間が1番に帰ってきて、先頭でしっかり仕事をしてつながっていくというところで、先制攻撃ができている。毎回こういう点の取り方をすればいいんですけど、そうはいかないんでしょうけどね。昨日と今日は攻撃陣が効果的なホームラン、つながりができていると思います」

 森下は4試合ぶりの白星となった。

 「ナイスピッチングをしながら勝てなかったこともありますけど、今日は援護を受けてのピッチングで、ちょっと守っているところはあったと思いますけど要所要所で締めた。ノーアウト満塁を締めたのも大きい。ランナーが出てもダブルプレーで切り抜けたり、流れのある投球ができていたと思いますね」

 大量援護もあったが森下は7回95球で降板した。

 「こういう降りれる時は降りる。展開上いいのかなと。100球ぐらいだったので。安仁屋さんは完封させえ、と言っとたかもしれんけどね。小林も見てみたかった」

 キャンプから先発候補として調整してきた小林をリリーフでテストした。

 「イメージとちょっと違ったかなという感じかな。まだ1試合目なので入り方はまだまだ不慣れなところがあるのかもしれませんが、こっちとしては真っ直ぐの強さで勝負してほしい。先発とは違う変わり身を見たかったですけどね」

 バックも4併殺で盛り立てた。

 「しっかりと守って、ピッチャーもしっかりゴロを打たせている。うちはそういう野球をやっているんでしっかりできているということでしょう」

 最後に野手の根尾が登板したことについて。

 「今は大谷の二刀流が流行っている。その前に練習をしていただろうし、いいボールを投げていた。こういう展開になったので立浪監督も出したと思う。あまりピッチャーを使いたくない展開だったと思う。一番はファンの皆さんが喜んでくれたこと。小園対根尾の対決を見ることができてよかったんじゃないですか」

 22日は交流戦前最後のリーグ戦。相手先発は柳、こちらはアンダーソンで3連勝を目指す。

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