広島・佐々岡監督は開幕6連勝に満足げ「本当にいい勝ち方ができている」

 お立ち台で笑顔を見せるマクブルーム(撮影・立川洋一郎)
 最後を締めくくりナインとタッチを交わす栗林(左端)=撮影・立川洋一郎
 開幕から6連勝に貢献したマクブルーム(中央)はナインと喜び合う(撮影・田中太一)
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 「広島3-2阪神」(31日、マツダスタジアム)

 接戦を制した広島が1993年以来、29年ぶりの開幕6連勝を飾った。

 四回まで阪神先発・秋山の前に無安打だった打線が0-2の五回に奮起。マクブルームのチーム初安打を契機に同点に追いつくと、2-2の六回は2死二塁から再びマクブルームが決勝の適時二塁打を放った。七回からは島内、中崎、栗林のリレーで1点差を守り切った。

 新助っ人の働きに、佐々岡監督は「相手からすると、嫌な打者じゃないかな。松山を休ませながら(起用)できるのも大きい」と2試合連続マルチ安打の活躍をたたえた。

 開幕カードでは打線爆発もあり、九回2死からの逆転劇もあって開幕ダッシュに成功。この日は投手陣が踏ん張り、これで4試合連続の逆転勝ち。「(逆転を)後押ししてくれたのはマツダスタジアムのファンの方の存在だと思う。本当にいい勝ち方ができているんじゃないかな。投手陣を中心とした、守り勝つ野球もできているので大きかった」と満足げに振り返った。

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