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広島・西川 来季フル出場宣言 メジャー挑戦の鈴木誠の穴埋める!

 鈴木誠の穴埋めだけじゃない!上を目指して練習に励む西川(撮影・山口登)
 フリー打撃で快音を響かせる西川
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 広島の西川龍馬外野手(26)が21日、来季の目標に全試合出場を掲げた。今オフは鈴木誠がポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を表明。実現すれば打線の柱を欠き、自身がその穴を埋める姿勢を示した。この日が打ち上げとなった秋季練習では若手とともに汗を流し、課題と向き合った。不本意だった今季に別れを告げ、来季の逆襲を狙う。

 責任感が自然と増幅した。胸の奥から湧き上がってくるのは、中軸を担ってきた男としての自覚。新たな戦いに視線を向けて、西川は決意をにじませた。「来季は143試合、出ますよ。そうじゃないとね。そういう年齢だし」。来月で27歳。中心選手として、力強く言い切った。

 先週16日、鈴木誠がポスティングシステムを利用したメジャー挑戦を表明した。移籍が実現すれば、チームは大黒柱を欠いた状態で4年ぶりの覇権奪回を目指すことになる。西川にとって鈴木誠は、ともに中軸を担ってきた同学年コンビ。互いにサポートしながら、チームを支えてきた。

 主砲は今季、首位打者と最高出塁率の2冠を獲得。その存在の大きさを、間近で見てきたからこそ「誠也も(メジャーに)行くから(自分が)ちゃんとしないとダメ」。シンプルな言葉の中に、闘志がみなぎった。

 今季は137試合の出場で打率・286、12本塁打、60打点。前半戦は打率・240台の日々もあった。決して満足のいく数字ではない。「ピタッとハマるものがなく、その場しのぎでやっていたかなという感じ。打ち方もコロコロ変えていたし、バットも替えた。ハマるものがなかったから」。

 手探り状態が続き、特に上半身と下半身の連動に苦心。夏場には新たなバットを試した時期もあった。バットは来季、元々使用していたモデル、メイプルの900グラム、85センチに戻す予定。「結局、あれが一番いいんです」と静かに笑った。

 年明けは、日本ハム・近藤らと鹿児島県徳之島で自主トレを行う予定。昨年は右足手術後のリハビリ中だったため、2年ぶりの参加になる。「もう一回、下(半身)をどっしりさせながら、近藤さんの(打撃)を見ながら」。パ・リーグ屈指の好打者を手本に、上半身と下半身の連動を体に染みこませていく。

 今季は小園、坂倉、林ら若手が台頭。新外国人・マクブルームが加入する中、西川に求められる期待は大きくなる。「ちゃんとしますよ、来年は」。固めた決意を胸に西川が赤ヘル打線を先導する。

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