広島・堂林翔太内野手（３０）は２８日、出場選手登録が８年に達し、国内ＦＡ権の資格取得条件を満たした。

　マツダスタジアムでのＤｅＮＡ戦後に応対した堂林は「入団時は長く１軍でやれるとは思っていなかったのでうれしいです」と率直な感想を口にした。その上で「３年目に我慢して使っていただいた野村さんをはじめ、自分を使っていただいた監督、首脳陣の方に感謝しています」と語った。

　権利行使については明言せず「まだシーズン中なので残り２試合のことだけを考えて、しっかり準備したいと思います」と力を込めた背番号７。昨季は１１１試合の出場で打率・２７９、１４本塁打の成績を残したが、今季は６８試合の出場で打率・１９４、０本塁打と苦しんでいる。