広島連勝 栗林が史上3人目の新人30セーブ 投打がかみ合い4位浮上

9回を締めて30セーブ目を挙げた栗林=7日(撮影・立川洋一郎)
 5回、先制の満塁本塁打を放ち、ナインの祝福に笑顔を見せる広島・鈴木誠
中日打線を相手に力投する玉村昇(撮影・立川洋一郎)
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 「中日2-5広島」(7日、バンテリンドーム)

 投打がかみ合った広島が中日に連勝し、4位に浮上した。

 打のヒーローは4試合ぶりにスタメン復帰した鈴木誠。0-0の五回1死満塁で大野雄からバックスクリーン左へ今季初の満塁弾。33号の先制グランドスラムで試合の主導権を握った。

 投げては、8試合勝ち星から遠ざかっていた先発・玉村が7回0/3を投げて6安打2失点の粘投を見せた。試合前時点で0勝3敗と苦しんでいた中日を相手に初白星を挙げ、自身7月2日・阪神戦以来、約3カ月ぶりの3勝目をつかんだ。

 3点リードの九回は守護神・栗林が無失点に抑えて節目の30セーブ目。90年・与田剛(中日)、15年・山崎康晃(DeNA)に次ぐ、プロ野球史上3人目の新人でのシーズン30セーブを達成した。

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