広島ドラ1 栗林が球団新人記録の26セーブ!大乱打戦を無失点で締める
「DeNA8-10広島」(26日、横浜スタジアム)
広島・栗林良吏投手が2点リードの九回から登板し、無失点で球団新人最多記録となる26セーブ目を挙げた。2死から安打を許したが、最後は神里を空振り三振。終盤にかけ乱打戦となった展開も、冷静に最後を締めた。
03年・永川(現1軍投手コーチ)が持っていた25セーブ目を前日に挙げて、2連投で新記録を樹立。「開幕する時から、永川さんのところが目標だったので、それを超すことができて良かった」と素直に喜んだ。この日で9試合連続セーブ。15年のDeNA・山崎が持つプロ野球新人記録にも並んだ。
3月27日・中日戦でのプロ初セーブ以降、新人のデビューからの無失点記録を塗り替える22試合連続無失点を記録。「たくさんの方にアドバイスをもらった」と周囲への感謝も忘れなかった。
8月の東京五輪では守護神を担い、悲願の金メダル獲得に貢献した横浜で打ち立てた金字塔。お立ち台では「五輪が開催された横浜スタジアムでタイ記録と更新ができて、本当に思い出に残る日になった」と笑顔を浮かべ「残りのシーズンも、チームの勝利のために頑張っていきたい」と力強く抱負を語った。