国内FA権行使決断の広島・坂倉が会見「どのような評価をしてもらっているのか気になっている」と決断理由説明 球団の残留要請には「嬉しい一言」

FA権行使を決断し、会見に臨む坂倉(撮影・畠山賢大)
国内FA権の行使を表明する坂倉(撮影・市尻達拡)
会見する坂倉
3枚

 広島の坂倉将吾捕手(28)が5日、国内フリーエージェント(FA)権行使を表明した。マツダスタジアムで取材に応じ、行使を決断した率直な思いを問われ「いやぁ…。本当に悩んで、早くすっきりしたい気持ちもあったし、そんなに焦って決めるものでもないなと感じていた」と話した。

 決断した理由については「やっぱり10年間、カープで高校生からドラフトで取ってもらって、すごく感謝もあります。ただ自分が頑張ってきたものが今、どのような評価をしてもらっているのかっていうのは、すごく気になるところではあるので、そこを聞いてみたいと思って決断しました」と説明した。

 球団からは「残ってほしいっていう言葉を強くいただいた」といい「それも、嬉しい一言ですし。考えていく中でうれしい言葉だったと思います」と坂倉。球団の宣言残留容認に方針については「ありがたい措置というか、こちらとしてはうれしい。こうしてくれたのは」とし、「1年目からファームで優勝して、ケガもありましたし、本当にたくさんの思いがあって10年間できた。入った当初は3連覇中だった。その声援の中でプレーしたいと思っていた」などと話した。

 坂倉は今年7月に権利を新規取得。シーズン最終戦後には「しっかり考えていい決断ができたら」などと話していた。オフに入っても、たびたびマツダを訪れており、新井監督や同僚選手から思いを伝えられてきた。

 今季が10年目だった坂倉は開幕戦でマスクをかぶるも、4月中旬以降は内野手として出場していた。主に4番として打線をけん引し、140試合で打率・251、15本塁打、キャリアハイの74打点をマーク。FA権を行使した場合、ロッテが獲得調査に乗り出すことが明らかとなっており、争奪戦になることが予想される。

 前日の4日には、森下が国内FA権行使を表明。広島から同一年に2人がFA宣言するのは、2007年オフの黒田博樹(海外FA)、新井貴浩以来19年ぶり。この時は黒田が米大リーグ・ドジャースへ、新井は阪神への移籍を決断した。今回は、森下と坂倉の他に、床田もFA権行使を熟考中。3人が同一年にFA宣言すれば異例の事態となる。

 球団はすでに森下、坂倉、床田に残留に向けての条件を提示済み。宣言残留することも可能で、今後の去就にはさらなる注目が集まる。

◆坂倉将吾(さかくら・しょうご)1998年5月29日生まれ。千葉県出身。177センチ、91キロ。右投げ左打ち。捕手。酒々井中では八千代中央シニアに所属。3年春に全国大会優勝。日大三高時代は甲子園出場なし。2016年度ドラフト4位で広島に入団。1年目の17年9月23日・巨人戦でプロ初出場。同30日・DeNA戦でプロ初安打初打点。21年には132試合で打率・315をマーク。24年には侍ジャパンの一員としてプレミア12にも出場した。今季の推定年俸1億4000万円。

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス