広島また完封負け ここ5試合で4度目の屈辱…佐々岡監督「走塁ミス」を悔やむ

1回、空振り三振を喫して悔しがる広島・鈴木誠也(撮影・立川洋一郎)
1回、二塁打を放つ広島・西川龍馬(撮影・立川洋一郎)
5回、空振り三振に倒れて悔しがる広島・九里亜蓮(撮影・立川洋一郎)
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 「中日5-0広島」(17日、バンテリンドーム)

 広島は連勝ならず、勝率5割となった。今季4度目、ここ5試合で4度目の完封負け。前夜は7得点の打線が16三振を喫し、またもつながらなかった。

 先発・九里は7回6安打3失点。三回まで相手打線を無安打に封じていたが、四回、先頭・大島に初安打を浴び、犠打で1死二塁のピンチ。ここで福留にカーブを右翼線に運ばれ、先制の適時二塁打を浴びた。

 七回は無死一、二塁から6番・三ツ俣の投前への犠打を三塁へ送球したが、判定はセーフ。犠打野選でピンチを広げて根尾に右前への2点適時打を許してリードを広げられた。開幕から自身3連勝と好投を続けてきたが、今季初黒星となった。佐々岡監督は「九里は粘り強く投げた」と話した。

 一方、前日13安打7得点の打線は、一夜明けて沈黙。初回1死二塁で、西川が右翼フェンス直撃の二塁打を放つものの、二走・羽月が打球判断を迷いスタートを切れずに三塁止まり。二、三塁後も後続が倒れた。佐々岡監督は「今日は一回が全て。走塁ミス。その後、走者をかえせなかったところ。チャンスで一本打てなかった」と厳しい表情で振り返った。

 三回は2死満塁と相手先発・柳を攻め立てたが、坂倉が投ゴロに倒れた。1点を追う六回は1死二塁で坂倉、堂林が連続三振。柳の前に14三振を奪われ、九回はR・マルティネスの前に三者凡退に終わった。

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