広島・野村 2戦連続KO 2軍再調整、佐々岡監督は否定せず 

 「広島0-9巨人」(11日、マツダスタジアム)

 広島が大敗を喫し、連勝は2でストップした。今季初の同一カード3連勝はならなかった。

 うつむき、ベンチへと歩いた。野村が四回途中で無念の降板だ。デビューからの連続先発登板が188試合となり、広島やロッテで活躍したミンチーを抜き日本新記録を打ち立てた一戦だった。しかし、節目で、白星はかなわなかった。

 「長打を打たれてしまった。チームを勝たせられなかったのが悔しい」

 勝負どころで踏ん張れなかった。初回、岡本和に浴びた先制2ランは真ん中高めの直球。「甘く入ってしまった」。四回の2失点も本来の制球力を欠いた。3回1/3を8安打5失点で2敗目。シーズンの初登板から3試合勝ち星なしは13年に並ぶ自己ワーストになった。

 前回4日のDeNA戦は4回6安打2失点で降板しており、2試合連続でのKOだ。

 佐々岡監督は「らしい投球ができていない。真っすぐの力もスピードもない、という感じ。だから変化球にキレがなかった」と振り返った。次回登板については「続けてこういう結果なので考えるところはある」と2軍再調整を否定しなかった。

 キャンプを2軍で迎えながら、実戦で結果を残して2年ぶりの開幕ローテを勝ち取った。チームは3連戦3連勝を逃し、「チームが良い感じできていたのに、迷惑をかけてしまったのが悔しい」と右腕。厳しい表情のまま言葉を紡いだ。

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