広島・床田 またも初回に…4戦連続で失点 佐々岡監督「考えながら投げないと」

 1回、宮崎の投手返しを受ける床田。中前適時打となり2点目を失う(撮影・西岡正)
1回、宮崎に適時打を打たれて汗をぬぐう床田(撮影・堀内翔)
 3回、マウンドに集まる床田(28)ら広島ナイン(撮影・堀内翔)
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 「DeNA6-2広島」(25日、横浜スタジアム)

 先発した広島の床田寛樹投手(25)が5回8安打3失点で3敗目を喫した。「いろいろ試しているが、うまくいかない。もう一回考えないと」と立ち上がりを反省した。

 この日も四球からリズムを崩すと三連打を浴び2失点。これで4試合連続で初回に失点。苦手な立ち上がりを克服できずにいる。佐々岡監督は「打たれた球も全部甘い。相手の反応を含めて、考えながら投げないと」と厳しい表情だった。

 しかし、その後は立ち直り、回を追うごとに状態を上げた。四回はオースティンを146キロの直球で見逃し三振。五回には2安打を浴びている佐野を146キロ直球で見逃し三振に斬るなど力投した。

 「初回がゼロならリズム良く投げられると思う。真っすぐを磨きながら変化球の精度を上げていきたい」と左腕は信頼回復に向けて巻き返しを誓った。

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