広島・ピレラが逆転満塁本塁打 藤浪を攻略「最高の結果」 ドラ1森下を援護

6回、ピレラは満塁本塁打を放つ(撮影・山口登)
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 「阪神-広島」(23日、甲子園球場)

 広島のホセ・ピレラ外野手が4号逆転満塁本塁打を放った。

 0-2の六回だ。先頭・西川の中前打から堂林、鈴木誠が四球を選んで迎えた2死満塁。藤浪の外角直球に力負けせず、右翼席へ運んだ。「前の打席で少し詰まったので、早い直球に合わせて打ちにいった。森下も頑張っているので、何とかしたかった。最高の結果になったね」

 コンディションの再調整を終えて復帰したドラフト1位・右腕は、初回に大山に中越え2ランを浴びたものの、二回以降は持ち味を発揮。伸びのある直球を軸に、ブレーキの利いたチェンジアップを織り交ぜ、阪神打線を封じる。

 六回まで三振は毎回の10個で、2桁奪三振は自身初。6回120球を投げ4安打10奪三振2失点でマウンドを後続に託した。球団新人の2桁奪三振は、14年9月6日のDeNA戦で達成した大瀬良(10個)以来。

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