広島・床田 今季初勝利も表情さえず「正直情けない」

 ウイニングボールを手に笑顔の床田(中央)=撮影・金田祐二
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 「中日4-19広島」(11日、ナゴヤドーム)

 広島先発の床田寛樹投手(25)が114球を投げ、6回8安打3失点。今季初勝利を飾った。

 初回、平田に同点となるソロ本塁打を浴び、三回にも2失点したが、打線の大量援護をもらって粘った。六回には1死から連打と四球で満塁のピンチを背負ったが、阿部を遊ゴロ併殺に打ち取り、窮地を脱した。

 前回登板の先月26日の中日戦(ナゴヤドーム)は2回5安打3失点(自責2)で黒星を喫したが、今季最長となる6回を投げ、リベンジを果たした。

 床田は「あれだけ点を取ってもらったのに、6回で降りるのは正直情けない。前回は思うような投球ができず、きょうも立ち上がりからすごく悪かった」と表情はさえなかったが、「悪い中でも点を取ってもらって楽に投げることができました。途中から低めに球を集められたので、次は最初から集められるようにしたい」と次回登板を見据えた。

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