広島の大瀬良大地投手(28)が20日、高校球児を思いやった。
20日に運営委員会が全国高校野球選手権大会の開催可否を協議。「地元を離れて3年間頑張ってきた人もいる」と思いを口にした。
大瀬良自身は2009年に長崎日大高(長崎)で3年夏にエースとして出場。1回戦で菊池雄星を擁する岩手の花巻東高と対戦し、ファンを沸かせた。「甲子園に出られたことで大学でも野球をやろうと思った。もし夏に出ていなかったら、野球をやっていなかったかもしれない。甲子園出場は自分の人生において分岐点だったかもしれない」と話した。