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広島・床田“杉内化計画”「腕はムチのように」142勝左腕の脱力投法習得だ

 広島の床田寛樹投手(25)が5日、現巨人2軍投手コーチの杉内俊哉氏(39)のような“脱力投法”習得へ意気込んだ。休日は少年時代からの憧れである杉内氏の投球映像を見ながら、無駄な力を入れないフォームを自身に取り入れていく考え。昨季の反省を踏まえて筋肉量アップも目指し、シーズンへ向けて“杉内化計画”を進める。

 子どもの頃に憧れていた投手を問われると、床田は声を弾ませた。「ダイエー時代の杉内さんですね。フォームもそうですけど、真っすぐがすごい。138キロとかでも空振りが取れる」。幼少期のヒーローはプロ野球選手になった今、同じ左腕として目指すべき理想になった。

 杉内氏はダイエー、ソフトバンク、巨人の主力投手として通算142勝を挙げ、最多奪三振3回に沢村賞など数々のタイトルを獲得した。大学時代にはフォームをまねていたこともあったという。自宅での時間が増え、同氏の映像に目を凝らす機会も多くなった。

 床田が取り入れようとしているのは杉内流の“脱力投法”。「上半身は、どうにでも動く『水』のイメージで、腕はムチのようにしならせて投げているらしくて。それを僕も入れたいなと。無駄な力を入れないように」とリリースの瞬間だけに力を入れる投げ方を、実践する構えだ。

 余計な力を入れない投げ方ができれば、先発投手として長いイニングを投げられる。昨年の登板では「変なところが張ったり、毎試合毎試合、一定の張りではなかった」と分析する。その上で「本当にいい投げ方をしていれば、筋肉痛とかにならないと思う。そういうのを目指したい」と、理にかなったフォーム習得を目指す。

 さらに筋肉量アップにも励んでいる。ウエートレーニングでは重い重量で負荷を掛け、食事はタンパク質を多く摂取。「去年の夏場以降、最初から『球がいかない』ことが多かった。それをなくせれば。バテる試合を少なくしたい」と昨季の反省を踏まえた体作りにも力を注いでいる。

 1勤1休の練習が続くが「シーズンが始まったら6勤1休とかになる。あまり慣れないように」と自身の練習休日は自宅周辺でインターバル系のメニューを入れ、心肺機能を高めていく考えだ。理想のボディーを手に入れ、杉内氏のような投球フォームを習得できれば、7勝だった昨季以上の活躍が望める。開幕が未定の中、床田は“杉内化計画”を着々と進めていく。

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