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広島・奨成、秋の猛アピールで1軍切符つかむ 課題の守備強化へ意欲

 広島・中村奨成捕手(20)が30日、初参加する11月2日スタートの1軍キャンプで猛アピールし、来春キャンプも1軍切符をつかみ取る決意を語った。今季のウエスタン・リーグと、28日まで行われた「みやざきフェニックス・リーグ」では打撃面で好結果を残したが、守備面では特に送球に課題を残した。攻守の両立で来春につなげる。

 マツダスタジアムで充実の汗を流した中村奨は決意を新たにした。28日までのみやざきフェニックス・リーグを完走し、11月2日からは日南で秋季キャンプ。昨秋は故障のため不参加で、今春も2軍キャンプ序盤に故障して出遅れた。初の1軍キャンプは紅白戦も予定されており、来春へ向けても存在感を示す絶好機と自覚する。

 「せっかく呼んでいただいた。春のキャンプにつながると思うので変に気負わず、できることをしっかりやってアピールしたい。打撃もアピールしたいけど、まずはしっかり守れるようにしたい」

 そう話すように、念頭に置くのは守備面だ。フェニックス・リーグでは打率・304と好成績を残し、捕手としても経験を積んだ。それでも「全然(走者を)刺せなかったので、スローイングは悔しい部分しか残っていない。正確性をどんどん上げていかないと、盗塁阻止率も残せない」と明確な課題を口にする。

 この日はキャンプメンバー中心で行われた本拠地での秋季練習に参加。午後の打撃練習を終えると、守備練習に時間を費やした。「今は軸。球どうこうより、軸で投げられるようにと思っています」。倉バッテリーコーチも「下(半身)で投げることをしていなかった。理にかなった投げ方を身につけようと」と説いた。

 秋季キャンプに参加する捕手は磯村、坂倉との3人。チームとしては将来のためにポスト会沢の育成も重要だ。倉コーチは「2番手、3番手(の捕手)に若い選手が育つように。自分がどうやったらレギュラーになれるか、考えて行動に移してほしい」と話す。若手捕手として、中村奨も一歩一歩、飛躍への足取りを進める。

 今季は同じ高卒2年目の遠藤や山口が先に1軍を経験。「先を越されたのは悔しいけど、これが現実なので受け止めている。下手くそは練習するしかない。キャンプも自分を鍛えられるチャンス」と闘志を燃やした。何としても、来年に結び付ける秋とする。

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