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佐々岡鯉 決定!V奪回スタッフ 打撃復活へ“再生人”朝山打撃コーチ昇格!

 広島は29日、2020年度コーチングスタッフを発表した。朝山東洋打撃コーチ(43)と倉義和バッテリーコーチ(44)が2軍担当から1軍に昇格。沢崎俊和投手コーチ(45)は3軍から1軍担当となり、佐々岡新体制の陣容が固まった。赤ヘル打線復活のキーマンである朝山コーチは凡打の質を上げ、1点にこだわる姿勢を強調。底上げを図り、チーム全体の戦力アップを目指す。

 みやざきフェニックス・リーグ最終戦から一夜明け、赤ヘル打線復活のキーマンがマツダスタジアムに姿を見せた。初の1軍担当に朝山打撃コーチは、武者震いだ。クラブハウス内で野間らと言葉を交わした帰り際、重責を担う覚悟を口にした。

 「言われたところをやるだけですが、やることは変わる。2軍は育成中心。1軍は勝たないといけない。どうなるか、不安より楽しみの方が大きいです」

 佐々岡新体制の鍵を握る存在だ。投手出身の指揮官から「野手のことは頼む」と託され「思ったことは素直にぶつけたい。コミュニケーションを取ることが大事」という。「選手にも素直に言ってもらう。スタッフの間でもそれがないといけない」と意思疎通の重要性を強調した。

 今季のチーム打率・254はリーグ3位ながら、591得点は同4位に沈んだ。今季の戦いを振り返り「凡打の内容」が気になったという。「1つでも前の塁に進められるように。3、4点では安心できない」。無死二塁では大振りでの三振より進塁打のゴロ。凡打の質を上げて、1点にこだわっていく。

 同時に戦力の底上げも目指す。「誠也(鈴木)、会沢、菊池は黙っていてもやってくれる」と主力を信頼し、「野間、曽根…。レギュラークラスに近い選手の数字が上がることで、チーム全体の底上げになる」と力説。秋季キャンプでも、徹底的に鍛え上げる考えだ。

 朝山コーチは2004年限りで現役引退後、コーチひと筋15年。ここ数年は不調で2軍に降格した選手へ的確な助言を送り、再生を図ってきた。鈴木球団本部長は「理論的にもしっかりしている。ドミニカの選手もしっかり見てきた。考え方も統一されている」と評価。「ファームを長くやってきて若い選手も知っている。1軍は初めてだけど、経験していいコーチに育ってもらいたい」と大きな期待を寄せる。

 「選手は個人の成績を上げること。個人の頑張りでチーム力は上がる」と朝山コーチ。来季V奪回へ、強力なピースが加わった。

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