広島、球団新の月間19勝 今季最多13得点 プロ初先発の山口が7回1安打0封で初白星

プロ初先発で初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に広島・緒方孝市監督に祝福される広島・山口翔(右)=神宮(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト0-13広島」(30日、神宮球場)

 広島が今季最多の16安打13得点で大勝。同一カード3連勝で、これで球団新記録となる月間19勝目を挙げた。

 初回、2死からバティスタが小川の初球、144キロ直球に反応すると、ライナーで右翼席へ運ぶ13号ソロで先制。さらに鈴木、西川の連打で一、三塁の好機を広げると、磯村は「一振りでしっかり捉えることができました」と左中間を破る2点適時二塁打。2死からの4連打で3点を奪った。

 四回には2死走者なしから野間が左翼への二塁打を放つと、菊池涼の適時打で1点を追加。五回には田中広の適時打でヤクルト・小川をKO。さらには小窪の適時打などで2点を追加した。

 この後も田中広の2号3ランや、バティスタのこの日2本目となる14号2ランが飛び出すなど、打線が爆発。今季3度目の2桁得点を挙げた。

 投げてもプロ初先発となった2年目の高卒右腕・山口が七回2死まで無安打無得点に抑える快投。7回、94球を1安打8奪三振無失点でうれしい初勝利をマークした。

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