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龍馬、今季初「1番・中堅」で走攻守に大車輪!新打線で快勝、5割復帰

2回、大和の打球を好捕する西川(撮影・飯室逸平) 
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 「広島4-0DeNA」(11日、マツダスタジアム)

 広島の西川龍馬内野手(24)が「1番・中堅」で先発し、走攻守で勝利に貢献した。昨年8月19日のDeNA戦以来、プロ2度目となる「1番」では二回に左前適時打を放ち、七回には果敢な走塁で追加点を奪った。守備でも今季初めて入った中堅で好プレーを見せた。新たなリードオフマンが生まれたことで、得点力不足に悩むチームにとっても攻撃の選択肢が広がる。

 マツダスタジアムの芝生の上で、西川が躍動感あふれるプレーでチームをけん引した。打って、守って、そして走って。体を目いっぱい使った全力プレーは勢いをもたらした。「たまたま」。試合後は何度もそう言って謙そんしたが、それでも勝利の立役者であることは間違いない。

 1-0の二回1死一、二塁で、上茶谷の初球を詰まりながらも左前にはじき返した。「四球の後だったので積極的に打ちにいった。でも、あれこそたまたま。良いところに飛んでくれた」。序盤でリードを広げる貴重な適時打になった。

 昨年8月以来、自身2度目となる「1番」でのスタメン出場には「違和感しかない」と苦笑いする。開幕は田中広が担い、5月1日からは野間が務めていた。だが、野間はこの試合前まで2試合無安打。首脳陣は出場7試合連続で安打を放っていた西川を抜擢した。

 得点する確率が高い選手を起用するのがチーム方針。加えて選手間での競争意識をあおる狙いもあった。東出打撃コーチは「外野手はある程度打たないと試合に出られない。誰にも言えることだけど隙を見せたらダメ」と強調した。途中出場した野間は七回に三塁打を記録。切磋琢磨(せっさたくま)しながらの成長に期待する。

 昨秋キャンプから本格的に外野に挑戦している西川は、公式戦で初めて「中堅」を守った。ビッグプレーは二回2死一塁。左中間へ飛んだ大和の打球をジャンプしながら好捕した。走塁では七回1死二、三塁でバティスタの右翼への飛球でタッチアップ。やや浅い当たりだったが、果敢に本塁へ突入し、貴重なだめ押し点を奪った。

 西川は取材の最後を「今からウエートをしてきます」と言って締めくくった。結果が出ても慢心はない。チームは再び勝率5割に復帰。12日の戦いは開幕戦に勝って以来となる貯金へ5度目の挑戦となる。西川を1番に据えた新打線が機能したことで攻撃のバリエーションが増えた。リーグワーストの得点力不足に苦しむチームにとっても明るい材料だ。

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