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誠也、流れを決定づけた主砲の一発「ホームランはまったく頭になかった」

「最高で~す!!」とお立ち台で拳を突き上げる広島・鈴木誠也(右)=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
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 「セCSファイナルS・第1戦、広島6-1巨人」(17日、マツダスタジアム)

 広島・鈴木誠也外野手が試合の流れを決定づける2ランを放ち、4番の仕事を果たした。

 1点リードの四回。巨人先発のメルセデスが投じた初球、115キロの甘い変化球を捉え、左翼席に運んだ。一塁手前で手をたたき合わせて雄たけびをあげ、喜びを表した鯉の主砲は勝利後のヒーローインタビューに勝利投手の大瀬良とともに呼ばれた。

 -2ランのシーン振り返ってもらいますか。

 「最高です!」

 -手応えいかがでしたか?

 「最高です!」

 お立ち台で「最高です!」を連発した後、落ち着きを取り戻す。「大地さんがしっかり頑張ってくれていたので何とか追加点が欲しい場面になりましたので、ホームランはまったく頭になかったんですが、最高の結果になって良かったです」。

 昨年のファイナルSは故障欠場しており、16年の同Sでは12打数1安打1打点と不振だった。雪辱を果たす思いは強かった。「去年悔しい思いをしていて、大事なところで打ちたいと思っていた。シーズン中あまり納得する打撃じゃなくて、本当にこういう場面で打てたのはうれしいです」。

 主砲がチームに勢いをもたらし、アドバンテージの1勝を加え、日本シリーズ進出まであと2勝とした。「相手はファーストステージで乗りに乗った状態で正直不安も怖さもあった。それがグラウンドに出て温かい、ものすごい声援で、そのおかげで勝てました」。スタジアムを真っ赤に染めた本拠地が、鯉戦士の力となる。

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