広島、マジック32点灯!3年連続8月で 最短Vは9月5日 抑えの中崎はヒヤヒヤ

7回、ソロを放ち笑顔の広島・会沢=京セラドーム
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 「広島6-4阪神」(15日、京セラドーム大阪)

 広島が自力優勝の可能性を唯一残していた阪神に勝ち、優勝へのマジックナンバー「32」が点灯した。球団史上最も早い8月8日にマジック33が点灯した昨季、8月24日にM20を点灯させた16年に続き8月中のマジック点灯となった。優勝は最短で9月5日。

 先制打は丸。三回1死一塁。阪神の先発・才木の143キロを捉え、右中間をライナーで真っ二つに割る適時二塁打を放った。鈴木が続き、なお1死二塁からスライダーを振り抜き、打球は左翼席の中段に22号2ランを突き刺した。「うまく打つことができました。ホームランになって良かったです」。4番の豪快な22号2ランでリードを3点に広げた。

 三回、阪神に糸井の適時打、ロサリオの犠飛で反撃され1点差に詰め寄られたものの、四回には2死満塁から丸が押し出しの四球を選び1点を追加。六回には丸のこの日3打点目となる適時打。七回には会沢の10号ソロと着実に得点を重ねた。

 4点差があったが、九回には抑えの中崎を投入。しかし、2死一、三塁のピンチから代打・原口に2点適時打を許し、なおも糸井への四球で一、二塁という状況に追い込まれたがかろうじてロサリオを打ち取った。

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