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誠也 2発で3年連続20号、6連勝呼び込む 11日にも優勝M「34」点灯

 ヒップタッチで勝利を喜ぶ鈴木(右)ら広島ナイン(撮影・飯室逸平)
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 「広島9-3巨人」(10日、マツダスタジアム)

 超高性能の国産スラッガーだ。広島・鈴木誠也外野手(23)が8月1日・ヤクルト戦以来、今季2度目の1試合2本塁打で3年連続20号に到達した。阪神が勝ったため、優勝マジック点灯はまたしてもお預けとなったが、チームは今季2度目、最長タイの6連勝。マツダでスズキがメルセデスを打ち崩し、巨人戦4年連続勝ち越しを決めた。

 鈴木は豪快にバットを振り抜いた。打球は規格外の弾道を描いて右翼席に着弾。今季2度目の1試合2本塁打で4年連続巨人戦の勝ち越しを呼び込んだ。

 「本当にたまたまです。打った瞬間はどこに行ったかも分からなかったので。三振でもアウトでも一緒。自分のスイングで終わろうと思っていました」

 2点差に詰め寄られた直後の七回だ。2番手・野上の外角直球を強振し、逆方向へ突き刺した。初回は2死一塁から左翼席へ特大の19号先制2ランを放っており、リーチをかけていた3年連続20号へ一気に到達した。

 「使ってもらっているので。今は数字は意識していない。シーズンが終わったときにいい結果だったらいい」

 試合後はそうクールに振り返ったが6年目の進化が著しい。開幕前から「誠也の打球はエグイ。音が違う」と打撃投手から驚きの声が上がっていた。開幕直後の離脱時にフリー打撃を目の当たりにした水本2軍監督も「格が違う。一皮もふた皮もむけた。近年では見たことがない」と目を丸くしていたほどだ。

 “珍プレー”のうっぷんを晴らす猛打賞でもある。前夜は三回の打席で審判員のカウント間違いにより四球とならず、4ボール2ストライクから二ゴロに倒れていた。「気づかなかった。気づいていたら一塁に行っていた」。出塁を損した形だが、この日は5打数3安打の大暴れで打率も出塁率も上昇させた。

 「誠也のホームランから始まって2本目のホームランも非常に大きかった。つなぎの中でタイムリーが下位打線にも出ていた。いいゲームだった」

 試合後は緒方監督もご満悦だ。スタメンは初顔合わせの左腕メルセデス対策にあえて左打者をズラリ。野間、松山、西川が躍動して、ベンチの策がズバリ的中した。阪神が勝ったため優勝マジック点灯はまたしてもお預けとなったが、チームは今季2度目の6連勝。マツダスタジアムの巨人戦は13連勝となった。若き4番に導かれて、真夏のV3ロードを突っ走る。

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