カープ・野村 4年ぶりの開幕2戦2勝 セーフティースクイズ&通算60勝決めた

 「広島7-3DeNA」(6日、マツダスタジアム)

 投手陣の柱として、自覚と責任感をにじませた。広島・野村祐輔投手が8回7安打3失点で開幕戦に続く今季2勝目。4年ぶりの2度目の開幕2戦2勝。今季の先発最長イニングを投げ、打撃でも六回1死一、三塁からセーフティースクイズを成功させて今季初打点。「カード頭は大事なので、それを取れて良かった」。プロ通算60勝目は投打で躍動した。

 初回に先制点を許したが、二回以降は打たせて取る投球を展開し修正。四、七回といずれも先頭打者に安打を浴びたが、いずれも続く打者を二ゴロ併殺打に抑えた。「フォームはしっくりこなかったけど、辛うじて投げられた」と話し、緒方監督は「8回しっかり投げてくれた」と称賛した。

 開幕戦は6回4安打3失点。試合後、ウイニングボールは指揮官に渡そうとしたが、もらう形となった。翌日の練習では「次回はもっと長いイニングを投げてほしい」との言葉を掛けられた。「リリーフ陣も連投になってて、何とか長いイニングを、と思っていた」。緒方監督の思いに応える102球だった。

 DeNAにはCSファイナルSで敗戦を喫しただけに「悔しい思いをしてる。強いチームに勝たないと優勝はない」と力を込めた。「(完投は)次できるように頑張ります」と右腕。チームと共に、自身も連勝街道を突っ走っていく。

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