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大瀬良 黒田式新フォームに手応え「最後のひと伸びに強さ出てきた」

 フォームを確認しながら投球練習をする大瀬良(左)とダイナミックなフォームで投げ込む元広島・黒田
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 広島・大瀬良大地投手(26)が8日、マツダスタジアムで自主トレを公開した。ネットスローでは、黒田博樹氏のように左手を高く上げたフォームで力強い球を投げ込んだ。今オフから取り組むフォーム改造は、ここまで順調に進んでいる。2月1日のキャンプインまでに確実なものとし、先発ローテのサバイバルレースを勝ち抜く意気込みだ。

 変化は一目瞭然だった。投球動作に入った大瀬良の左手が、顔の高さ近くまで上がっていた。小さかった右手のテークバックも、これまで以上に大きい。習得を目指す新しいフォーム。その狙いを、はっきりとした口調で説明した。

 「黒田さんの使い方に似ている。左手を高く上げれば、戻す(体に引き寄せる)時に右肘も上がる。大きく使えば力強さも出てきます」

 これまでは球のシュート回転などを避けるため右手は極力、体から離さずコンパクトにテークバックしていた。グラブをはめた左手もその分、小さな動きだった。今オフからは右手を大きく使うようにモデルチェンジ。バランスを取るため、左手も自然と高く上がるようになった。

 昨年12月には、黒田氏と食事し技術的な助言を授かった。さらに「挑戦するのは良いことだと思う」と背中を押された。取り組み始めた直後は「違和感だけしかなかった」という新フォームでの投球は「ネットスローでも最後のひと伸びに強さが出てきた」と笑った。新たな試みが手応えに変わっている。

 精神面のたくましさを身に付けるのも今オフのテーマだ。3年連続で参加していたドジャース・前田との合同自主トレを今回は辞退。「いろんなことを聞けないのはデメリット」。この日も1人で黙々とダッシュなどを繰り返した。自分自身と向き合い、自らの考えで行動することが、さらなる成長につながると信じている。

 昨季は新人だった14年以来の2桁10勝を挙げたが、145回2/3だった投球回に課題を残した。今季目標に設定するのは170投球回以上。「絶対的に信頼してもらえる投手になれるように頑張らないといけない」と力を込めた。

 そのためにもまずは開幕ローテの座を確固たるものにする。16年の春季キャンプは右肘を痛め、 昨年も右脇腹の違和感を覚え別メニュー調整を余儀なくされた。苦い経験を糧に、今年はこれまで以上に体に細心の注意を払い過ごしてきた。「不安なところはない」。フォームも体も万全の準備を整え、勝負の幕が開く2月1日を迎える。

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