「広島-ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)
広島の先発・九里亜蓮投手は7回4安打2失点の粘り強い投球を見せた。
初回から安定感は抜群だった。低めに丁寧に集める投球でヤクルト打線に的を絞らせず。六回までスコアボードにゼロを並べた。
1-0の七回。2死から安打と四球で一、二塁とすると、代打・大松に左翼越え2点適時二塁打を許し、逆転された。なおも二塁のピンチで、最後は代打・鵜久森を空振り三振に仕留めた。
七回に打順が周ってきたところで代打が告げられ、121球で降板した。この回に打線が奮起し、逆転に成功。勝利投手の権利を得て、八回からジャクソンにマウンドを譲った。