田中広輔 鉄人宣言!球団初の遊撃手2年連続フルイニング出場狙う

 広島の田中広輔内野手(27)が15日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万増の7800万円でサインした。今季、遊撃手としては球団史上3人目となる全試合フルイニング出場を果たした。来季は、球団史上初の2年連続全試合フルイニング出場を目指す。

 報道陣からリクエストされた来季の目標。迷いなくペンを走らせ書いた文字は「フルイニング出場」だ。1年間、定位置を担ったが「まだレギュラーではない」ときっぱり。挑戦者の気持ちを忘れず、高みを見据えた。

 高橋慶彦、野村謙二郎…。内野の要である遊撃は、体への負担が大きく、名選手でも2年連続全試合フルイニング出場したことはない。他球団では阪神・鳥谷が足かけ5年で667試合を数えた。田中自身は昨季4月1日・DeNA戦(横浜)から282試合と継続中だ。「とてつもない数字」と鳥谷に尊敬のまなざしを向けながら、「僕もそういう選手になれるように頑張る」と決意表明した。

 例年より短いオフは肉体強化に励む。疲労から、終盤は思うようなプレーができなかった反省がある。「もう一度、1年をフルで戦えるだけの体力を付けたい」。長いシーズンを戦い抜ける体の基礎をつくり、偉業へと挑戦する。

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