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新井3年ぶり1億返り咲きで“神超え”宣言「11割、201本塁打、1001打点」

 広島・新井貴浩内野手(39)が15日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5000万増の1億1000万円プラス出来高払いでサインした。セ・リーグMVPに輝くなど25年ぶりの優勝に大きく貢献。チーム最年長の40歳で迎える来季に向けては、「とにかく来年しっかりやる。再来年のことは考えられません」と背水の覚悟で挑むことを誓った。鯉の主砲は全力プレーでチームをリーグ2連覇、日本一へ導く。

 会見場に姿を現した新井は、喜びと驚きの入り交じった表情を浮かべていた。5000万増の1億1000万円プラス出来高払いで一発サイン。3年ぶりとなる1億円の大台に返り咲いた。

 「たくさん上げていただいた。記録にも記憶にも残るシーズン。何もかも想像できなかったことが、今年一気に起こっている。怖いくらい」

 今季は132試合に出場。打率・300、19本塁打、101打点をマークするなど25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。また、通算2000安打、300本塁打、1000得点と数々の快挙を達成。セ・リーグMVPにも輝いた。鈴木球団本部長は「新井君のおかげで優勝できた。自分の成績も上げて、彼の存在が大きかった。よくここまでやってくれた」と成績だけでなく、若手中心のチームをけん引したことを高く評価した。

 来季は40歳で迎え、チーム最年長となる新井。「自分ではまだまだ若いと思っているが、40歳と聞くとガクッとくる。40歳になりますけど、泥だらけになって必死になってプレーしたい」。がむしゃらに白球を追いかけるプレースタイルは、不惑に突入しても変えるつもりはない。

 強靱な体、衰えない打撃力-。野手では史上初となる50歳プレーヤーの期待が寄せられる。しかし先のことなど頭にない。「できるだけ長くとは思っていない。1年1年だと思っているし、どこまでやりたいとか全く思わない。とにかく来年しっかりやる。再来年のことは考えられません」。来年1年を燃え尽きる覚悟で臨むだけだ。

 大ベテランの新井だが、若手には負けられない気持ちはある。会見で目標を問われると、14日の契約更改後に鈴木が言った「(打率)10割、200本塁打、1000打点」を引き合いに出し、「打率11割、201本塁打、1001打点。鈴木さんに負けないように」と仰天の“神超え”宣言。ニヤリと笑うその表情には、来季への自信があふれていた。

 プロ18年目で初めて優勝を味わった。それでも気持ちは燃え尽きてはいない。パレードなどで喜ぶファンの姿を目にし、来季への思いは強さを増した。

 「来年も優勝してファンの人を喜ばせたいという気持ちがある。(優勝して)あれだけ喜んでもらえたら、また喜ばせたい。逆に燃えています」

 リーグ2連覇、日本一へ-。MVP男は泥くさく、グラウンドを再び駆け回る。

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