広島先発・岡田は6回1失点で降板 中田に同点弾浴びる
「日本シリーズ・第4戦、日本ハム-広島」(26日、札幌ドーム)
日本シリーズ初登板初先発となった広島の先発・岡田は、6回4安打1失点だった。六回に中田に同点ソロを浴び、1-1の状況で降板となった。
立ち上がりから制球に苦しみ、三回までは毎回三塁まで走者を進められた。それでも自己最速を更新する154キロの直球を主体に要所で踏ん張った。
四回に1点の援護をもらうと四、五回は三者凡退。しかし六回、先頭の中田に初球のスライダーを捉えられて、左翼席へ同点ソロを被弾。それでも後続を断ってこの回を投げ終えると、七回は今村にマウンドを譲った。投球数は108球だった。
広島の新人が日本シリーズに登板するのは、1984年第6戦・川端順(中継ぎ)、86年第3、7戦・長冨浩志(先発)に次いで3人目だった。