広島・野村 六回途中3失点で降板

6回、中日・ナニータに同点の2点適時打を打たれ、歓喜の客席を背に左腕を伸ばす広島・野村=ナゴヤドーム
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 「中日-広島」(29日、ナゴヤドーム)

 今季初登板の広島・野村祐輔投手(26)が、5回1/3を4安打3失点で途中降板した。

 5回まで粘りの投球を続けてきたが、2点リードの六回に暗転した。1死から遠藤に死球を与えると、ビシエドの左中間を破る二塁打で二、三塁。続くナニータに1ストライクから2球目、内角の138キロカットボールを、右翼線に運ばれた。

 2者生還で同点に。続く代わったオスカルが高橋、杉山に連打を浴び、一気に4点を奪われて逆転を許した。オスカルは登板3試合目でプロ初失点。序盤は、新井の適時打で先制点を奪うなど、理想的な試合運びだったが、リードを守り切ることができなかった。

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