「ＤｅＮＡ－広島」（３０日、横浜）

　広島が、松山の２点タイムリー二塁打で先制した。

　初回、先頭の丸が左中間を破る二塁打で出塁。モスコーソの暴投と四球で無死一、三塁とすると、続く松山だ。３ボールからの４球目、内寄りに甘く入った１４３キロ直球を見逃さなかった。

　打球は一塁ロペスの左を抜ける。その間に一走の菊池も、快足を飛ばして一気に本塁に生還した。

　松山はこれで出場５試合連続安打。緒方監督の３番起用に応えた。２８日の同戦では最終回、守護神・山崎康から左越えにソロ本塁打。打撃好調の男は「３ボールだったので、思い切っていこうと思っていました。抜けてくれてよかったです！！」と、興奮気味に振り返った。