DeNA 西巻賢二が現役引退 球団発表 「まだ僕の野球人生は3回裏が終わったくらい」とコメント 3球団渡り歩いたスーパーユーティリティー選手
DeNAは5日、西巻賢二内野手(27)が現役を引退すると発表した。
西巻は球団を通じて「この度、9年間のプロ野球生活に幕を閉じ、引退することを決断いたしました。熱い声援を送ってくださったファンの皆さま、支えてくださったチームメイトやスタッフの皆さまに、心から感謝しています」などとコメントした。
福島県会津若松市出身の西巻は2017年度ドラフト6位で仙台育英から楽天に入団。20年からロッテに移籍し、3年間のプレーを経て、2022年オフに育成選手としてDeNAに入団した。2023年に支配下枠に復帰。2024年は開幕1軍入りを果たした。同年オフに育成契約に移行し、今季9月29日、来季の契約を結ばない旨を球団から通知された。
西巻は、167センチと小柄な体格ながら、本職の二遊間をはじめ三塁、一塁と内野の全ポジションをこなしたうえ、外野手としても出場。また、スタメンから代打、代走、守備固めと、あらゆる起用に献身的に応えたスーパーユーティリティープレーヤーだった。プロ9年間で3球団を渡り歩いた苦労人でもあり、その姿はファンの心に焼き付いている。
西巻のコメント全文は以下の通り。
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この度、9年間のプロ野球生活に幕を閉じ、引退することを決断いたしました。熱い声援を送ってくださったファンの皆さま、支えてくださったチームメイトやスタッフの皆さまに、心から感謝しています。
楽天Jr.として小学生時代に楽天のユニフォームに袖を通し、今度はその楽天のユニフォームにプロとして袖を通してスタートさせたプロ野球人生。2年という短い時間で、何も力になれないまま自分の勝手な意思で出ていってしまい、申し訳なく思っています。ロッテでは移籍して初年度にチャンスをいただきながらも力になれず。コロナ禍ということもあり、あのロッテの声あり応援を背にプレーすることは叶いませんでしたが、手拍子だけでもすごいものを感じました。ありがとうございました。
DeNAでは、4年という3球団の中では一番長くお世話になりました。2024年に初の開幕一軍でスタートしましたが、ここでもなかなか力になれず。しかしチームは日本一となり、あの優勝パレードでの景色はこの先忘れることはないと思います。ファームには若くて素晴らしい可能性を秘めた選手がたくさんいます。僕自身、ファームに長くいたからこそ感じます。今後この選手たちがさらに競争し、一軍の戦力として出てきた時、ものすごいチームになるのではないかと思っています。
僕は現役を引退しますが、まだ僕の野球人生は3回裏が終わったくらいです。これからは新たな形として、新たな目標に向かってゲームセットのサイレンが鳴るまで挑戦していきたいと思います。
