ソフトバンク3連勝で王手 九回2死牧原大が同点打→延長十回正木サヨナラ弾「入らないと思って」全力疾走 史上初初戦から3戦連続延長
「SMBC日本シリーズ2026・第3戦、ソフトバンク2-1DeNA」(27日、みずほペイペイドーム)
SMBC日本シリーズ2026は第3戦が行われ、史上初の開幕から3試合連続延長戦となった中、ソフトバンクが2-1でDeNAにサヨナラ勝ち。3連勝で2年連続日本一に王手をかけた。九回2死二塁で牧原大成内野手(34)が同点打をマークし、延長十回1死では正木智也外野手(26)が左越えのソロ本塁打で勝負を決めた。どちらかが4勝した時点で終了となり、第5戦までみずほペイペイドームで行い、第6、7戦は横浜スタジアムで開催される。
全力疾走で二塁を回ったときに、初めて本塁打だったことを知った。正木は「結構先っぽでした。入らないと思って、絶対に二塁行かないとと思って走ってたんで。入ってびっくりしました」と振り返る。だからこそ生涯初のサヨナラ弾にも「実感湧いたのが本当に遅かったんで、ダイヤモンド一周してる時に、もうちょい喜びたかった」とちょっぴり悔やんだ。
先っぽでもスタンドイン。その秘訣は近藤から得たアドバイスにあった。CSファイナルの2戦目の試合中、ヘッドを利かせる打撃を伝授され、練習方法を変えた。「体の回転とバットの回転、バットの出が合ってなかったんで、それが合いだしたって感じですね」とその効果を明かした。
九回2死二塁。敗戦寸前の窮地を救ったのは牧原大だった。守護神レイノルズから、起死回生の右前適時打。振り出しに戻した。「とにかくランナーを絶対にかえす、その気持ちだけでした。併殺が多く苦しい展開でしたが、まず振り出しに戻すタイムリーになって良かったです」。ここまでの2戦は10打数1安打4三振。この日は同点打を含む3安打と大暴れだ。
正木も「牧さんが打ってくれて、その勢いに乗ったまま行けた」と感謝する。DeNAと戦った2年前の日本シリーズは2連勝後に4連敗を喫している。「(相手は)1勝したら勢いに乗っていく。この3試合ともどっちが勝つか分からないような試合だったので、勝てたっていうのは本当に良かった。明日以降も勝ち切って、打てるような選手になりたい」とさらなる活躍を誓った。
◆球団5本目 正木の放ったサヨナラ本塁打は、日本シリーズ史上19本目。ソフトバンクでは、前身の南海時代を含め18年第5戦の柳田以来5本目だ。なお南海時代には、ハドリが64年第4戦、66年第5戦と史上初めて2本のサヨナラ本塁打を放っている。
