プロ注目の報徳・谷口が76イニング連続無失点!阪神ドラ1・榊原に刺激「信じてやっていきたい」
「秋季高校野球近畿大会・1回戦、報徳学園4-0郡山」(27日、わかさスタジアム京都)
兵庫1位の報徳学園が初戦突破した。プロ注目の最速150キロエース右腕・谷口哲聖投手(2年)は3安打無四球8奪三振完封だった。
初回は味方の失策で2死一塁となったが、先制点を許さず。その後も抜群の制球力で打者を寄せ付けなかった。ただ、谷口は「フォームがいつも通りじゃなかった。キャッチボールで『コンパクトに』という意識で修正した」と明かした。大角監督も「ツッコミも見られましたし、変化球も真っすぐも上ずって本来のピッチングではなかったが、6回以降は修正できていた」と評価した。
これで今秋は76イニング連続無失点、2試合連続無四球と安定感を誇る。報徳学園に入学してからは遊撃手だったというが、1年秋から投手の練習も始め、現在はほぼ投手一本。小、中学生時代は両方やっていた経験があったという。今秋前には練習試合で最速150キロもマークし、スカウト陣の注目も高まっている。大角監督は「どんな状況でも自分のピッチングをやり抜ける精神力。それがあるのでピッチングがぶれない」と強みを語った。
この日はNPB9球団のスカウト陣が視察に訪れた。ヤクルトの平岡スカウトは「コントロールがよくて無駄なボールが一切ない。変化球でしっかりカウントが取れるというところは2年生の段階で完成度が高い。出所も見づらいですし、テクニックがある。いい選手であることは間違いない」と評価した。
谷口は「プロ野球選手になりたい。高卒で行きたい」と目標を設定している。報徳に入ったのは「(阪神の)今朝丸さんとか春夏甲子園出ててかっこいいなと思った」から。22日のドラフトでは報徳から明治大に進んだ榊原七斗外野手が阪神から1位指名を受けた。谷口は「いろんな先輩方が行っていて、活躍している選手もいるのでここでやっていることは間違いないと思うので信じてやっていきたい」と力強く意気込んだ。
