横浜・織田翔希「やっぱり2度は負けられない」智弁和歌山に甲子園のリベンジ星 進路への言及は避ける
「青森国民スポーツ大会・高校野球硬式・1回戦、横浜5-3智弁和歌山」(3日、はるか夢球場)
横浜が智弁和歌山を下し、4強入りを決めた。織田翔希投手が先発マウンドに上がり、最速155キロをマーク。7回130球7安打3失点で完投した。
試合後、織田は「仲間が守ってる中で自分もまたマウンドに上がれて、最後まで投げられたっていうのはすごく嬉しい」と充実した表情で振り返った。甲子園で敗れた智弁和歌山にリベンジ。「やっぱり2度は負けられない」とうなずいた。進路についての言及は避けた。
初回、先頭にいきなり153キロを投じると満員のスタンドが大きくどよめいた。力強いストレートで追い込むと、最後は大きく割れるカーブで空振り三振。次打者には初球の変化球を捉えられ中前打を浴びた。3番・井本は変化球で左飛に打ち取り、日本代表でバッテリーを組んだ4番・山田には151キロでファウルを打たせて追い込むも高めの直球を捉えられてエンタイトル二塁打とされた。
2死二、三塁とピンチが広がる中、甲子園で一発を浴びた楠本には155キロで空振りを奪って追い込んだ。スタンドから拍手がわき起こると、低めの153キロは惜しくも外れた。それでも最後は高めの155キロ直球で空振り三振に仕留めた。
しかし打線が1点を先制した直後の二回、2死二塁から黒川に一塁線を破られる適時二塁打を浴びた。なおも2死二塁のピンチでは浮いた変化球を捉えられ、逆転を許してしまった。さらに二塁内野安打を浴びて一、三塁とされたが、追加点は与えなかった。
三回は楠本に右中間フェンス直撃の二塁打を浴びると、2死一、三塁からダブルスチールを決められ失点を重ねてしまった。それでも打線が試合をひっくり返した直後の四回は、走者こそ出したものの力感のないフォームでテンポよくアウトを奪い、スコアボードにゼロを刻んで流れを引き寄せた。
智弁和歌山とは今夏の甲子園準決勝で対戦。織田は先発するも2回1/3を8安打4失点で降板し、涙を流した。高校日本代表として参戦したアジア選手権後にプロ志望届を提出。ドラフト1位候補に名前が挙がる中、MLB球団も注目を集めている。
