中日・井上監督が低迷を謝罪 本拠地から怒声も 「現段階の地位に甘んじていることを心よりおわび」「来年も我が家に帰って来て下さい」

 「中日10-0広島」(21日、バンテリンドーム)

 5位の中日は投打がかみ合い、6位の広島に快勝。試合後はシーズン最終戦セレモニーを開催した。

 後半戦は一時、CS争いにも加わったが、徐々に失速。14年連続のBクラスが決まった。

 セレモニーでは就任2年目の井上監督がファンに向けてあいさつ。井上監督がおわびの言葉を述べると、本拠地のスタンドから怒声と拍手が入りまじった。

 内容は以下。

 「本日を持ちまして、バンテリンドーム最終戦となりました。この場をお借りしておわびと感謝を申し上げたいと思います。今年は創立90周年、周囲の期待、チームの飛躍、それを皆さんに期待され、そして私たちもそれに邁進するつもりでした。春先のつまずきから挽回しようと必死になってやって参りましたが、現段階の地位に甘んじていることを心よりおわび申し上げます。

 厳しいご指摘もたくさんいただきました。それでもたくさんのファンの方が『頑張れ頑張れ』、と、声援で選手を押してくれました。それは私にもとても大きく、こんな窮地でもファンの人は必死に応援してくれる。しくじり、そして気持ちが参っているとき、ファンの方々が僕自身も背中を押してもらったような気がします。バンテリンドームのみならず、アウェーでもドラゴンズのファンが非常に熱い声援を送ってくれました。

 チームとして、ファンとともにドラゴンズのプライド、ドラゴンズプライドをもっと強固なものにしないといけません。そのためには、これだけ素晴らしい選手もいます。その選手を皆さん、また来年も、応援をよろしくお願いします。

 このバンテリンドームナゴヤ、これが皆さんの我が家だと、来年もこの我が家に帰って来て下さい。そして中日ドラゴンズ、球団を代表してお礼を申し上げます。多大なるご声援をありがとうございました」。

 今季はここまで58勝76敗2分けで5位。ビジターで7試合の戦いを残している。井上監督のあいさつに、ファンからは拍手がわき起こった。

 主催ゲーム71試合の観客動員数253万3782人で、05年のNPB実数報告以降では過去最多となった。

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