セ・リーグ最多の被本塁打を記録した投手は?【プロ野球記録企画】
デイリースポーツの記録担当がプロ野球のさまざまな記録をひもとく新企画「記録の向こう側」(随時掲載)がスタート。今回はセ・リーグ最多の被本塁打を記録した投手を取り上げる。
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北別府学は75年度ドラフト1位で、都城農から広島に入団した。1年目の76年にさっそく4試合に先発し、2勝をマーク。3年目の78年には初の2桁勝利となる10勝を挙げ、ローテーション投手としての立場を確保した。79年にはチーム最多の、そしてセ・リーグ2位となる17勝を挙げた。
82年にはキャリアハイの20勝を挙げ、沢村賞を受賞する。86年には18勝で2度目の最多勝、そして防御率2.43も1位で、沢村賞と初のMVPにも輝いた。
長年にわたりエースとして君臨し、通算3113投球回、135完投は球団2位。そして460先発は最多だ。これだけ長く投げていれば、打たれることも多くなる。当時の本拠地は、狭い広島市民球場。88、89年はともに22本塁打を浴び、2年連続でリーグワーストとなった。通算被本塁打380は、NPB通算では【1】鈴木啓示(近鉄)560【2】山田久志(阪急)490【3】東尾修(西武)412に続き4位。そしてセ・リーグ投手の最多となった。
とはいえ広島での213勝は最多で、在籍中の200勝以上は唯一だ。真正面から強打者たちと対戦した、額についた向こう傷。94年に引退するまで19年間もマウンドを守り続けた、立派な勲章でもある。(デイリースポーツ・高野 勲)
答え…北別府学(広島)
