イチロー氏52歳 127球17K完封も女子高生に脱帽 1番打者に3安打許し「参りました!」「ウチにほしい」
「SATO presents イチロー選抜 KOBE CHIBEN7-0高校野球女子選抜」(13日、東京ドーム)
SATO presents「高校野球女子選抜VSイチロー選抜 KOBE CHIBEN」が13日、東京ドームで行われ、米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(52)が「1番・投手」で出場。127球を投げ、17三振を奪う熱投で女子選抜を完封したが、被安打5のうち3安打を許した相手の1番打者・福田稟内野手(神戸弘陵)に脱帽。「ウチにほしい。ああいう1番はいい」とラブコールを送った。
最後まで球速が衰えることはなかった。九回2死から133キロの速球で空振りを奪いイチロー氏は試合を締めくくった。
2万5000人超の観客の前で「1番・投手」として出場し127球、17奪三振の熱投で完封勝利を収めたが、試合後には「参りました!」のコメントが飛び出した。
脱帽の対象となったのは、自身と同じ1番で出場した福田選手。試合開始直後に中前打され盗塁を決められたのに始まり、右前打、遊撃内野安打と5安打中3安打を許した。福田選手が出塁すると、執拗(しつよう)にけん制を重ねるなど、本気モードに拍車がかかったが、塁上でのガッツポーズと満面の笑みを何度も見せつけられた。
「スターが生まれたって感じがしますよね。打席に立った時に空気の変わる選手がいますけど、まさにそれ。ずっとイヤな感じ。ナイスプレーでした」と絶賛し、「ウチにほしい。ああいう1番はいい」とラブコールも飛び出した。
高校野球女子選抜との対戦は今年で6回目。自身は昨年より1キロ増しのMAX136キロを計測し“進化”を遂げて面目を保った。打っても2安打。福田選手を筆頭に女子チームの強敵ぶりに闘争心を駆り立てられた。
試合後の囲み取材では「座っていいですか。本当に疲れちゃって」と恐縮しつつ、あぐらをかいた。10月に53歳を迎えるレジェンドは精根尽き果てながらも、「来年も楽しみにしてます。絶対にやりたい」と来年に目を向けた。
