U18侍崖っぷち 韓国に逆転負け 2点リードも今大会初黒星 剛腕・織田先発で12日運命の台湾戦 負けたらV逸
「U18アジア選手権・2次リーグ、韓国3-2日本」(11日、台北ドーム)
2次リーグが始まり、1次リーグA組1位の高校日本代表は、B組1位の韓国に2-3で逆転負けし、1勝1敗となった。打線は一回に2点を先制したが、先発の智弁学園・杉本真滉投手(3年)が四回途中まで1失点。2-1の六回に沖縄尚学・末吉良丞投手(3年)が2失点で逆転された。2次リーグは、1次リーグの成績を持ち越して行われ、上位2チームが13日の決勝に進出。下位2チームが3位決定戦に挑む。高校日本代表は12日に台湾と対戦する。
韓国の強力投手陣を攻略できなかった。高校日本代表は一回に小野の二塁打で先制し、萬谷も適時打を放って2点を奪ったが、二回以降は1安打と沈黙し、計4安打で敗戦。猛打で3連勝した1次リーグから一転、主将の小野は「真っすぐの質や変化球も格段に違った」と肩を落とした。
二回は3四球で1死満塁の好機を得たが、石田、小野が変化球で連続の空振り三振に倒れた。岡田龍生監督(65)は「2点と3点では全然違う。あの場面でもう1点取りたかった」と悔やんだ。
五回からは左腕エース・河弦丞に苦戦した。球威のある直球と大きく曲がる変化球で翻弄(ほんろう)され、3者連続を含む5三振を奪われるなど、打者9人で完璧に封じ込まれた。
今大会初黒星を喫し、12日は前回大会決勝で敗れた台湾と顔を合わせる。勝てば決勝進出、負ければ優勝が消滅する崖っぷちに立たされた。岡田監督は「明日勝って、なんとか決勝でリベンジしたい」と気合を込めた。
大一番の先発には今大会まだ登板のない最速157キロ右腕・織田翔希投手(3年・横浜)が起用される見込み。今夏は甲子園大会で史上最速となる球速156キロを計測するなど、日米スカウトの注目を集めてきた。屈指の剛腕が世界の舞台でもエースの働きでチームを救う。
◆大会方式 2次リーグには1次リーグA組、B組からそれぞれ上位2チームが進出し、別組の2チームと対戦する。1次リーグの対戦成績を持ち越すため、日本はフィリピン戦勝利の1勝0敗からスタート。この日の敗戦で1勝1敗となった。韓国は2勝。上位2チームが決勝に進み、3、4位は3位決定戦に臨む。
