日本ハム・伊藤 2カ月半ぶり白星「いろいろ考えながら過ごした10日間」プロ初再調整経て今季9勝目
「楽天2-5日本ハム」(5日、楽天モバイル)
長かったトンネルをやっと抜けた。日本ハム・伊藤大海投手が7回1失点の力投で、6月19日のソフトバンク戦以来となる9勝目。約2カ月半ぶりの白星で自身の連敗を6で止め「うれしいですね。あんまり経験のないことでしたし」と実感を込めた。
球威がよみがえった。直球主体で押し込み、四回無死一塁ではマッカスカーに全4球150キロ超えで空振り三振。4奪三振の決め球は全て150キロ台の真っすぐだった。
プロ6年目で初めて再調整のための登録抹消。フォームはもちろん「粘り強さ、勝ちに対する思い、いろいろ考えながら過ごした10日間」で、心身を立て直した。野手陣も五回までに5点を奪い、本塁への好返球で相手を刺すなど攻守に援護。「勇気をもらいました」と感謝した。
エースに勝ち星がつき、チームは今季2度目の7連勝。2位・西武にゲーム差なしと迫った。新庄剛志監督も「伊藤くん、球速上がってたね。今日は違うなと。ホッとしたんじゃないですか」と目を細めた復活の1勝。「勝てば疲れはない。次は勇気を与えられるようなピッチングをしたい」と伊藤。勝負の最終盤で、頼もしい男が帰ってきた。
