高岡第一・前田 U18代表初陣で2回0封「侍ジャパンに選ばれるかもしれないっていうので」富山大会敗退後投げ込みで進化

 「練習試合、U-18高校日本代表1-0早大」(27日、都内のグラウンド)

 9月7日から台湾で開催される「U18アジア選手権」に出場する高校日本代表が、早大との練習試合を行った。先発を務めた高岡第一の最速156キロ左腕の前田侑大投手(3年)は最速153キロを計測するなど、2回3安打無失点と好投。今秋ドラフト候補に挙がる左腕はプロ志望を明かし、熱視線を送るメジャーとNPBスカウトの前で実力を発揮した。

 日の丸のユニホームに袖を通し、実力を見せつけた。高校日本代表初陣の先発を任された前田は「ちょっと緊張があったけど、しっかり自分の投球ができてよかった」と安堵(あんど)。初回1死に最速153キロの直球で空振り三振を奪い、安打を打たれながらも早大打線を封じ込んだ。

 今夏の富山大会の準決勝で敗退し、すぐさまU-18に焦点を合わせた。「侍ジャパンに選ばれるかもしれないっていうので、練習は欠かさずやってきた」。週4回ほど、多い時は100球以上を投げ込んで調整。体重も約3キロ増量し、平均球速を上げて成果を披露した。

 バックネット裏で視察した中日・永野チーフスカウトは「一番はコントロール(がいい)。自分の投げたいところに自分のフォームで投げられている」と評価。今秋ドラフト候補に挙がる左腕を「いいところで評価されるんじゃないですかね」と話した。

 左腕は進路について「プロを第一で考えている。日本代表に選ばれて、周りから見た面では結構いい評価って出てると思うので」と決断に至った経緯を説明した。大舞台での活躍でさらなる飛躍を遂げる。

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