龍谷大野球部 複数の暴力事案、野球部寮内での窃盗被害、不適切動画の共有が発生 記者会見で発表 27日まで1カ月の活動停止処分 全寮制廃止へ 秋のリーグ戦は出場可の判断
関西六大学野球連盟に所属する龍谷大は27日、硬式野球部が活動を停止していることに関して記者会見を行い、部員間の暴力など不祥事の内容を明らかにした。
発表された資料では昨年5月に4年生が1年生に対して2年生のものまねをさせ、それを見た2年生が激高。1年生に対して腹部を蹴る、肩を数発殴るなどの行為が発生した。その後は6月に再発防止策を策定したという。その他にも2件の暴力行為があり、いずれも事後に発覚した。
また野球部寮内で盗難事件も発生。被害学生は20数人に及ぶとし、「寮内において金銭やアンダーウェア等の盗難があり、複数部員が被害にあっていることが判明した。盗難被害にあったことは部員間では共有されていたが、指導陣には一切報告されなかった」と発表文書に記された。
また昨年2月~3月後には「社会的通念に著しく反する行為」も発生。「遊びに行った滋賀県内の河川において、不適切な動画を撮影。別の機会にも同様の動画を撮影した。その後、寮内のリビングで話をしていた際にその動画をテレビ画面に流し、共有した」と説明された。会見では梶脇学生部長が「野外での排泄行為。映像を撮って複数人が見ていた」と説明した。
大学側は「再発防止策を策定したにもかかわらず暴力事案が発生したことや寮内における盗難被害を指導陣に報告しなかったことなどの一連の事案に対して調査委員会において調査・審議を行い」とした上で硬式野球部を7月28日から8月27日まで1カ月の活動停止とした。また再発防止への取り組みについても発表した。
今後は全寮制の廃止を決定。秋のリーグ戦については「大学としては出場を容認しております。リーグの参加は可能」と説明した。
龍谷大は関西六大学野球で29回の優勝を誇る強豪。現役の楽天・滝中瞭太投手や、中日などで活躍した正津英志投手、ソフトバンクなどで活躍した柳瀬明宏投手ら多くのプロ野球選手を輩出している。
