「彼らが味わった人生最高の夜更かし」仙台育英・須江監督 ナイターの熱戦制す 札幌日大バッテリーに脱帽「攻撃陣が狂いました」
「全国高校野球選手権・1回戦、札幌日大1-3仙台育英」(5日、甲子園球場)
仙台育英が開幕試合の大熱戦を制し、2年連続初戦を突破した。
苦しみながらも勝利をつかんだ。2点リードの九回は1死二、三塁のピンチだったが、七回から登板したエース梶井が連続三振で逃げ切った。
打線は三回2死二塁、斎藤の中前適時打で先制。四回には4番の田山が右翼席へ超特大ソロを放ち加点した。だが、六回1死三塁の攻撃ではスクイズを失敗するなど、相手エース石川に苦しんだ。
初戦の難しさか、投手陣は3投手で3安打に抑えながらも10四死球を与える乱調。須江監督は札幌日大の圧力があったとし、「被安打数以上に追い込まれ、束になって戦ってくる。札幌日大さんがすごく徹底してきたので、すごく緊張感のある思い出に残る試合でした。梶井が1年間悔しい思いをしてきて、古川や福井に助けられ、なかなか結果が出なかったが、甲子園に合わせて(結果を)あげてくれたのが、子供たちの可能性、成長がすごいなと思いました」と振り返った。
わずかな差で勝利を手にしたが、「運が良かった。(相手の)石川君と前田君のバッテリーがすごく良かった。なかなか得点できないなと。彼らのディフェンス力、バッテリーの力でこちらの攻撃陣が狂いました。運が良かった。土俵際でよく粘った」と、「運」を繰り返した。
開会式の後、17時30分プレーボール。ナイターの開幕戦を制し、「去年、私達はナイターの試合をやってない。終わった後、子どもたちに聞いてみたら夏祭りに行く夜とかより、甲子園の方が楽しいと言っていた。まさに、彼らが味わった人生最高の夜更かし。これから遅い試合もあると思うが、高野連の人が試行錯誤してやっているので、何とか夏休みの思い出でたまにしかないことなので、寛容に皆さんに捉えて高校生を応援してくれたら」と、笑顔でうなずいた。
