千葉大会決勝 専大松戸が九回悲劇の逆転負け センバツ4強すべて夏の甲子園に届かず エース門倉があとアウト3つで力尽きる ナインが突っ伏して涙

 「高校野球千葉大会・決勝、拓大紅陵3-1専大松戸」(26日、ZOZOマリンスタジアム)

 センバツ4強の専大松戸が悲劇の逆転負けで3年ぶり4度目の夏の甲子園出場を逃した。今夏はセンバツ出場校が各地で相次いで敗れる中、4強勢で唯一決勝まで進出した専大松戸も甲子園に届かなかった。

 春夏連続出場まであとアウト3つの状況だった。だがエース・門倉が無死一、三塁のピンチを招くと、拓大紅陵の4番に左翼席へ逆転3ランを被弾した。呆然とする右腕。ZOZOマリンスタジアムのスタンドは一時騒然となった。

 九回に先頭打者を出塁させるも反撃は及ばなかった専大松戸。試合後、スタンドへのあいさつを終えると選手達はその場に突っ伏して涙に暮れた。肩をふるわせながら頭をグラウンドにつけて悔しさを爆発させた。

 8回までエースが最少リードを守り切ってきた。1点リードの六回、5回まで散発3安打に抑えていたが、先頭に三塁打を浴びて最大のピンチを背負った。だが右腕は動じず、ここからギアを上げて140キロ台中盤のストレートを軸に相手を押し込んだ。バッテリーエラー、外野フライも許されない場面できっちりと3つのアウトを奪い、ピンチを脱出するとスタンドが大きく沸いた。

 打線は初回に高貝の犠飛で1点を先制。以降は拓大紅陵の好左腕の前になかなか追加点を奪うことができなかったが、エースが奮闘。だが甲子園までアウト3つのところで力尽きた。

 今夏はセンバツ勢が相次ぎ敗れる下剋上の夏となっていた。決勝を戦った大阪桐蔭、智弁学園が序盤で敗退する波乱。さらに4強に残った中京大中京も早々に敗れた。

 その中で唯一の4強勢として決勝まで勝ち進んだ専大松戸。だが甲子園にはあと一歩、届かなかった。

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