花咲徳栄・黒川 143球完投3失点「真っすぐがコースに決まった」打球直撃も次打者を三振 スカウト「(阪神)才木っぽい」
「高校野球埼玉大会・準決勝、花咲徳栄6-3昌平」(24日、大宮公園野球場)
潜在能力の高さを披露した。花咲徳栄の今秋ドラフト候補・黒川凌大投手(3年)が先発。143球の熱投を見せ、7安打6三振3失点で完投勝利を収めた。エースは「多少疲れはあるんですけど全然、大丈夫です」と笑顔で充実感に浸った。
巨人やヤクルトなどNPB4球団以上が熱視線を送った右腕の投球。帽子を飛ばす力感あふれるフォームで投じる140キロ台前半から中盤のストレートに球威があった。黒川は「真っすぐがコースに決まった」と自画自賛した。
四回にはアクシデントに見舞われた。打球が左足首に直撃し苦悶(くもん)の表情を浮かべる。だが「(動揺は)あまりなかったです」と続投し次打者を144キロ直球で三振に仕留めた。この精神面の強さをDeNA・河野スカウトは「(阪神の)才木っぽいと感じました」と高く評価した。
「ここまできたら気持ちだけ。強い気持ちを持って投げました」と黒川。強心臓も大きな武器である最速148キロ右腕。決勝でも本領を発揮し、夏の聖地切符をつかみ取る。
