デヴィ夫人 裁判官が証言台に立つよう求めるも一礼着席→再度促されるも 「この場にいるのが不思議でなりませんが、反省しています」罰金20万円求刑
元マネジャーの女性ら2人への暴行罪に問われたタレント「デヴィ夫人」ことデヴィ・スカルノ被告の第2回公判が8日、東京地裁で開かれ、検察側が罰金20万円を求刑。デヴィ被告は「この場にいるのが不思議でなりませんが、不徳の致すところと反省しています」と述べ、結審した。
デヴィ被告は、紫色のワンピースにハイヒールを合わせた装いで出廷。冒頭、裁判官から証言台に立つよう促されたが、一礼して着席。改めて「立った状態で」と指示されるも座ったままで、弁護側にも促されて立ち上がった。
その後は、初公判と同様「全面的には認めておりません。シャンパングラスは投げておりません。殴る蹴るは一切しておりません」と述べ、起訴内容の一部を否定した。
被害者2人の陳述書も読み上げられた。秘書だった女性は、事件後もデヴィ被告にうそつき呼ばわりされ、心の傷は深刻だと強調。「恐怖心はすさまじく、その場で動けなくなりました。コンビニに行って警察に通報した後、涙が止まらなくなりました」と当時を振り返り、今も睡眠薬を服用しなければ眠れないと主張した。「被告人は部下に暴力を加えることを全くなんとも思っておりません」とした。
またマネジャーだった女性は、解雇後に「『サイコパスだから』と趣旨の理解しがたい内容の手紙」が届いたと説明。2人はいずれも「厳正な処罰を求める」と訴えた。
一方弁護側は、事件後、出演キャンセルなどが相次いだことで約9000万円の損害を負うなど、既に十分な社会的制裁を受けていると主張。デヴィ被告も、証言台に置かれたマイクを手に取りながら「どうぞ裁判所におかれましては、慎重なご判断をお願い申し上げます」と述べた。
