楽天・三木谷オーナー 吉井新監督就任「中長期的な契約」「まだ6月。この一年無駄にしない」

 楽天は17日、新監督に前ロッテ監督の吉井理人氏(61)が就任すると発表した。仙台市内で記者会見に臨み「覚悟は決まっている。戦う気持ちになっている」と意気込んだ。19日の古巣ロッテ戦(ゾゾ)から指揮を執る。背番号は81。年俸、契約年数は非公表だが、会見に同席した三木谷浩史オーナー(61)は「中長期的な契約」とした。また、10日から休養に入っていた三木肇監督(49)の退団も発表した。

 極めて異例となるシーズン中の新監督就任。三木谷オーナーは「まだ6月。この一年を無駄にしないという意味においても、このタイミングでお願いをさせていただいた」と明かした。

 今季はまだ79試合を残す。「この期間も重要であるという決断に至った」と強調。「単純にこれから一戦一戦の成績を良くしていくとともに、中長期的なところも取り組んでいく」と、一刻も早い時期から再建に着手する狙いがあった。

 楽天の監督は近年、短命に終わっていた。2018年に梨田監督が休養後、平石監督、三木監督(1次)、石井GM兼監督。今江監督、三木監督(2次)とめまぐるしく交代してきた。吉井氏との契約年数は非公表ながら「中長期的な契約」と複数年を示唆する。今度こそ腰を据えたチーム改革を託す。

 常勝チームとなったJ1神戸を例に挙げる。「単純な強化だけでなく、チーム、クラブの文化、メンタルの強化といろいろあった。その経験を生かしつつ、楽天イーグルスの最強球団への進化というのは、いばらの道かもしれないが、東北の皆さんと一緒に行っていきたい」と話した。

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