日本ハム 驚異の粘り腰でプロ初先発右腕をKO 4回で異例の90球を投げさせる 奈良間の四球から流れ変える→田宮が逆転打

 「阪神-日本ハム」(28日、甲子園球場)

 日本ハムが驚異の粘り腰を見せ、プロ初先発の阪神・木下里都投手を攻略した。

 二回まで木下に最速159・7キロの直球を軸にわずか1安打に抑えられていた日本ハム打線。だが三回、先頭・奈良間への四球から流れが変わった。続く福島の送りバントは好フィールディングで二塁封殺とされたが、水野が左翼線を破る二塁打で好機を拡大した。

 ここで田宮が詰まりながらも逆転の右前2点打を放ち試合をひっくり返した。なおも2死一、二塁から万波が中前適時打を放ち、貴重な追加点をたたき出した。この回だけで38球を投げさせた。

 四回も得点にはつながらなかったが、先頭の郡司が粘った末の四球を選んで好機を作った。各打者が低めのボールを見極め、ストライクゾーンのストレートはことごとくカット。4回終了時で球数90球を投げさせたのは異例だ。

 この回限りで木下をマウンドから引きずりおろした日本ハム打線。交流戦開幕から2連勝をマークしている中、打線の粘り強さが際立つ序盤になった。

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