神村学園・龍頭が今大会初完投 横浜・織田に投げ勝った 小田大介監督「勝負根性、勝負勘が素晴らしい」

 「選抜高校野球・1回戦、神村学園2-0横浜」(20日、甲子園球場)

 神村学園は龍頭汰樹投手(3年)が6安打で完封し、2回戦に進出した。

 抜群の制球力で抑えてきたが、最後に大ピンチを迎えた。2点リードの九回2死満塁。神村学園の右腕龍頭は追い込んでから外角スライダーでバットに空を切らせた。今大会初の完封で前回王者横浜を破った瞬間、170センチの体で力強くガッツポーズを繰り出した。

 龍頭は130キロ台の直球とフォークを駆使したが、最後の場面について捕手の川本羚豪捕手(2年)は「打者の表情を見て少し舞い上がっていたようなので、外に逃げる系の球に手を出してくれると思った」と狙い通りの三振を強調。龍頭は「負けたくないという気持ちで全力で最後まで投げきる。チームの勝利のためにマウンドに上がって投げたので、うれしい」と少しはにかんだ。昨秋の九州大会では昨夏の覇者沖縄尚学を1点に抑え、昨春王者には6安打無失点。プロ注目の織田に投げ勝った。

 冬から春の体づくり。食事を3度から7度に増やした。体重は約8キロ増の67キロ。下半身の強さを備えた。だが「上半身がついてこなくて、制球力がなくなった」と今大会前の練習試合では好結果が出せなかった。

 それでも小田大介監督(43)は「勝負根性、勝負勘が素晴らしい」と評する龍頭に懸けた。当人は「自分の結果を出そうとしていたので、そうではなくチームのためにという思いをしっかり持って制球力が良くなった」。取材を終えると、小田監督から丸刈りの頭をごしごしとなでられた。

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