巨人・田中将「東北に育ててもらった自分の使命」東日本大震災15年「考えるきっかけになる活動続ける」
特別な日に、巨人・田中将大は思いを紡いだ。3・11-。東日本大震災から今年で15年目を迎える。当時、楽天に所属していた右腕にとって、東北は野球人生の原点。今も変わらない思いが言葉になる。
節目の日を前に、当時見た被災地の光景を思い出した。惨状に「自分は野球をしていいのだろうか」と葛藤。それでもグラウンドに立ち続けた。被災者の方から「元気をもらいました。ありがとう」と声をかけられると、逆に力をもらった。15年たった今でも、「元気や勇気を与えたい」とは言葉にできない。「プロ野球選手としてベストを尽くすことで、見ている方に何かを受け取ってもらえるのであれば、それはとてもありがたい」と変わらない気持ちでマウンドに立ち続けている。
昨オフには宮城県内の被災地で野球教室や避難訓練に参加。震災を経験していない子どもたちが増えていることを実感したという。「今後も起きる可能性がある自然災害への備えについて、考えるきっかけにしてもらえるような活動を続けていくつもりです。それは東北に育ててもらった自分の使命でもある」。3・11だからでも、15年目だからでもない。東北への感謝を胸に、田中将は今年も腕を振る。





