復権春の陣!大阪桐蔭がセンバツ選出 昨年出場ゼロ…10度目Vでプライド取り戻す 西谷監督「2年分の思い持って挑戦」
「選抜高校野球・選考委員会」(30日、大阪市内)
第98回選抜高校野球大会(3月6日抽選、同19日開幕・甲子園)の選考委員会が30日、大阪市内で開かれ、昨秋近畿大会4強の大阪桐蔭など32校が選出された。大阪桐蔭は昨年、6年ぶりに春夏とも甲子園出場を逃し、2年ぶりの帰還。西谷浩一監督(56)は昨年の悔しさを力に変え、春夏通じ10度目の日本一を目指すことに意気込んだ。プロ注目の最速153キロエース右腕・吉岡貫介投手(2年)も甲子園のマウンドを心待ちにした。
大阪桐蔭が2年ぶりに聖地に帰ってくる。昨年は大阪勢としても、98年ぶりにセンバツ選出ゼロ。西谷監督は「選んでいただけてありがたく思っております」と感謝した。目指すのは同校春夏通じて10度目の甲子園優勝だ。「10回目の優勝ということをずっと言い続けてきて、それができるように新チームをスタートした。ここからが勝負」と力を込めた。
悔しさを経験したからこそ、より言葉に熱がこもる。昨年は春夏ともに甲子園を逃した。「勝たせてあげられなかった監督としての責任も感じている。2年生も悔しさを一緒に感じたと思う。2年分の思いを持って挑戦したい」と覚悟を見せた。昨年は中野、森のダブルエースを擁したが届かなかった甲子園。今年はエース・吉岡に「精神的にもエースとして一本立ちして勝利に導いてほしい」と期待をかけた。
吉岡は「大阪桐蔭に来て甲子園は行きやすいところだと思っていたんですけど、改めて簡単に行けるところではないんだなと思った」と本音を明かした。だから、喜びもひとしおだ。「今年(甲子園のマウンドに)立てることはすごくうれしい。緊張もありますし、ワクワクもしています」と笑った。
本番までは約1カ月半。西谷監督は「時間を工夫して実戦力をつけて。簡単には勝てない試合ばかりだと思いますので、まず初戦にしっかり粘り強い戦いをしたい」と10度目の頂点を見据えた。





