DeNA・藤浪晋太郎 ファン感で残留発表「来季は最初から先発の柱として長いイニングを投げたい」

 DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が23日、来季も残留することを表明した。この日、横浜スタジアムで行われたファン感謝イベント「BAY BLUE FESTIVAL~BAYSTARS FUN! DAYS」に参加。中継局の放送ブースで「来季もDeNAでプレーさせていただきます」と明かした。

 自らの口でサプライズ発表した。放送ブースに着席した右腕は「来年もDeNAでプレーさせていただきます」と明言。ファン感謝デーの粋なプレゼントとなった。

 マリナーズ傘下3Aタコマを自由契約となり、7月に入団。8月31日の中日戦で3年ぶりに日本球界での白星を挙げ、計6試合に登板して1勝0敗、防御率4・09の数字を残した。ベイ戦士として2年目を迎えることになり「来季は最初から先発の柱として長いイニングを投げたい」と決意を新たにした。

 木村球団社長は7日に「我々としての気持ちは伝えている。あとはいつ発表できるか」と契約合意間近であると説明。秋季練習のメンバーからは外れていたが、横須賀市内の球団施設に姿を見せ、ブルペンで投球練習するなど精力的に汗を流していた。

 この日は、主役級の1日だった。オープニングでMCを務めたお笑いコンビ・鬼越トマホークのケンカ芸の仲裁に入ると「お前、コントロール悪すぎて見ててヒヤヒヤするんだよ!」と強烈にイジられ、スタンドは大爆笑。さらには「コントロール悪いくせにメジャーに帰りたいって、ちょっと違うかなと思ってた」と容赦なくツッコまれ、「マジの痛いやつです」と頭をかいた。

 来季は外国人投手の去就が微妙で、先発の一角を担う藤浪への期待は大きい。最大の魅力であるダイナミックな剛速球でフル稼働する。

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